FAQ 17 雑誌の記事で商品の価格が間違っていた

トレンド雑誌の取材で、新商品の話をしたのですが、掲載された記事を読んだら希望小 売り価格が間違っていました。訂正を申し込めと上司に言われたのですが、なんとなく気後れしてしまって、まだ電話していません。やっぱりちゃんと訂正を申し入れるべきなん でしょうね?

●ANSWER

 訂正は申し入れるべきです。とくに価格は商品の重要な属性ですし、読者に迷惑をかけることになりますから、 雑誌の編集部でも価格の間違いは比較的訂正記事を出してくれるようです。ただ、この間違いが、広報資料の誤記に起因していたり、雑誌社からの電話確認時に間違えて伝えたり、発信側に責任がある場合は、ただではすまないと覚悟してください。

 某大手商社がネットサイトで19万8000円のパソコンを1万9800円と表示してしまったために、表示通りの価格で販売しなくてはならなくなった、という過去の事例があります。自社に原因がある場合は、プレスにその価格を発表した時点で、消費者にその価格を示したとみなされますから、その責任はかなり重大なものと認識すべきでしょう。

 消費者に実害が出なかったケースでは、上司(責任者)が編集部へ出向いて頭を下げ、さんざん嫌みをいわれて、広報の間違いだったというようなニュアンスのコメ ント付きの訂正が次々号の最終ページあたりに小さく載る、といったところが落としどころになるかもしれません。どちらにしても、あってはならない誤りです。二重三重のチェック体制を整える必要があります。

 雑誌側のミスが明らかな場合でも、訂正を申し入れるときには丁寧な態度で話をすることをお奨めします。わざと間違える人はまずいません。間違えたくて間違える人もいないでしょう。すでに発生してしまった事態の解決法を広報と編集部で一緒に考えて行こうという態度で臨めば、編集部の方でも好意的に対処してくれます。初めからクレームという雰囲気で迫ると、相手も構えてしまって結果はあまりよくないものです。