ビミョー

「ビミョー」と若い世代の方がおっしゃるのは非常にビミョーでありまして、「微妙」の本来の意味からは微妙にずれているようでもあります
広辞苑第六版によれば、「微妙」は「(1)美しさや味わいが何ともいえずすぐれているさま。みょう。(2)細かい所に複雑な意味や味が含まれていて、何とも言い表しようのないさま。こうと断定できないさま」。
ビミョー」はもっぱら(2)の「こうと断定できないさま」に近い意味で使われているみたいです

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さてこの写真。
モルタルは長年風雨にさらされると、あちこちにヒビ割れが入ってきます。そこから水が浸入すると建物を腐らせる恐れがあります。早めに補修しておくに越したことはありません。とは言っても、全面的に塗り直すとなると手間も費用もかかります。そこでヒビの部分にだけに上塗りをするということになる。いずれ全面的に塗り直すとして、当面はこれで建物への影響を防止できる。その間の見てくれは我慢しようと、ま、そんなところだろうと、この壁を見て考えました。
さて、この壁をもう少し引いた場所から撮ったのが下の写真です。

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この位置から見ると意匠、つまりデザインの臭いがしないでもない。このマダラ模様を黒くすると、Gatewayというパソコンメーカーのパッケージに似ています。明らかに人為的なものを感じますが、デザインのように見せかけた上塗りであるという線も捨てがたい。実にビミョーなのであります。〈kimi〉

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