うなぎ 秋本

前々から、一度は入らなければ、と思いつつも敷居が高くて(お値段が高いようで)なかなか行けませんでした。一度は店の前まで行ったのですが、ガラス戸の上の素通しから、おねえさんたちが「お客が来ないかなあ」と、獺のように並んで外を眺めている目に出くわして、思わず竦んでしまい、通り過ぎていたのでした。
さて、鰻丼と鰻重。どこが違うか。こちらのおねえさんの説明では、鰻丼はご飯の上に蒲焼きが載っている。鰻重は蒲焼きとご飯が別に供せられる。では、ということで一人は鰻丼、もう一人は鰻重の、それぞれ一番安い1,800円(その後、うなぎの価格高騰にに伴い1,800円はメニューから消えました)を注文しました。ややしばらくしてから、おねえさんがやってきて、「1,800円のは少し遅くなります」と告げられました。後から入った客の高い鰻重が先に運ばれるのを横目で眺めながら待つことしばし。ようやく運ばれた鰻重を見れば、鰻丼と同じくご飯の上に蒲焼きが載っていました。別々になっているのは、もう一段高い鰻重からなんですね。しかし、鰻は大変おいしゅうございました。多少の差別待遇はあっても一番安い「松」で十分。もちろん「竹」もそれだけのことはありますし、同じ値段の「竹定食」もいいですよ。
和服姿の高齢女性のお客をしばしば見かけるのは老舗の故でしょうか。かつて日本航空でグランドホステスをされていた女性が「ここのうなぎが日本で一番おいしい」と断言しておられました。日本一かどうか知りませんが、あえて否定する必要もありません。(KK)

102-0083
千代田区麹町3-4-4
03-3261-6762

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